懐かしい思い出の残る横浜ガーデンテニスクラブ

元デビスカップ日本代表監督
渡辺康二さん
1963- デビスカップ日本代表
1964・1967・1968 全日本テニス選手権シングルス優勝
1965・1966・1967・1968 全日本テニス選手権ダブルス優勝
1967・1968シングルス・ダブルスの二冠達成。
1970 デビスカップ日本代表監督就任。
日本テニス協会専務理事や日本テニス協会副会長を歴任

コートの周りを取り囲む見事に剪定された木々や全てのコートを見下ろす大きな杉の木がまだ幼木だった頃、私は家内と息子、娘と共に横浜ガーデンテニスクラブに通い、家族の絆を深めました。その甲斐あって今や孫たちもテニスに親しみ家族の会話の中心にテニスがあります。

また、故坂田務さんと一緒に週末のテニススクールもやったことがあり、務さんがジュニアを、私がシニアを受け持ちました。シニアと言っても当時の私より年上の方たちばかり。指導しても長足の進歩を期待する夢は持てませんでしたが、逆に味のある人生を教えて頂きました。今でも当時のことを懐かしく語り合えるメンバーがおられることも親しみを感じている大きな要素です。

会員の方々は、上品でマナーの良い方ばかりだと思っておりましたが、年間を通して旅行を伴う対外試合やクラブ内イベントも多く活動的で、時には羽目を外して仮装してのテニス大会など結構乗りの良いムードもあり、適当な刺激も受けられて、健全なクラブライフにはうってつけとの印象を持っています。