コートの周りを取り囲む見事に剪定された木々や全てのコートを見下ろす大きな杉の木がまだ幼木だった頃、私は家内と息子、娘と共に横浜ガーデンテニスクラブに通い、家族の絆を深めました。その甲斐あって今や孫たちもテニスに親しみ家族の会話の中心にテニスがあります。
また、故坂田務さんと一緒に週末のテニススクールもやったことがあり、務さんがジュニアを、私がシニアを受け持ちました。シニアと言っても当時の私より年上の方たちばかり。指導しても長足の進歩を期待する夢は持てませんでしたが、逆に味のある人生を教えて頂きました。今でも当時のことを懐かしく語り合えるメンバーがおられることも親しみを感じている大きな要素です。
会員の方々は、上品でマナーの良い方ばかりだと思っておりましたが、年間を通して旅行を伴う対外試合やクラブ内イベントも多く活動的で、時には羽目を外して仮装してのテニス大会など結構乗りの良いムードもあり、適当な刺激も受けられて、健全なクラブライフにはうってつけとの印象を持っています。